『ドメーヌ・ド・ラ・ヴェルパイユ』 ヴィレ・クレッセ アルモニ 2020
ドメーヌ・ド・ラ・ヴェルパイユのオーナー、 フィリップ・バティスト氏の一族は代々この地で葡萄を作る栽培農家でした。彼らの畑の根幹となるのが、エチケットのモチーフにもなっている、最初期に所有していた1haの区画に植わる樹齢115年以上の古樹。現在所有する15haは、全てこの古樹からマッサール・セレクションを行なった葡萄で、一番若い葡萄でも樹齢60年となります。そして2004年にフィリップ氏がこの畑を受け継いだのを機にドメーヌを設立、テロワールを最大限表現することをポリシーとし、すべての畑をビオロジックに切り替え、2009ヴィンテージからはAB認証を取得しております。化学肥料の不使用はもちろんのこと、堆肥には自身で調合した、おが屑と葡萄の搾りカスを使用。硫酸銅、硫黄の使用も規定量の半分以下の使用に留めております。
テイスティングコメント
ふくよかなエキス分の濃い果実味と、活き活きとした酸味。全体的なバランスが良く、余韻に綺麗な酸味が残ります。