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『ドメーヌ・ド・ラ・ヴェルパイユ』 ヴィレ・クレッセ アルモニ 2020
¥3,403
ドメーヌ・ド・ラ・ヴェルパイユのオーナー、 フィリップ・バティスト氏の一族は代々この地で葡萄を作る栽培農家でした。彼らの畑の根幹となるのが、エチケットのモチーフにもなっている、最初期に所有していた1haの区画に植わる樹齢115年以上の古樹。現在所有する15haは、全てこの古樹からマッサール・セレクションを行なった葡萄で、一番若い葡萄でも樹齢60年となります。そして2004年にフィリップ氏がこの畑を受け継いだのを機にドメーヌを設立、テロワールを最大限表現することをポリシーとし、すべての畑をビオロジックに切り替え、2009ヴィンテージからはAB認証を取得しております。化学肥料の不使用はもちろんのこと、堆肥には自身で調合した、おが屑と葡萄の搾りカスを使用。硫酸銅、硫黄の使用も規定量の半分以下の使用に留めております。 テイスティングコメント ふくよかなエキス分の濃い果実味と、活き活きとした酸味。全体的なバランスが良く、余韻に綺麗な酸味が残ります。
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『ドメーヌ・フルニヨン・エ・フィス』 ブルゴーニュ・ブラン キュヴェ・ド・ランペルール 2018
¥3,217
『皇帝』と言う名前のワイン。 フルニヨンは代々シャブリの右岸、フレ村に拠点を置く生産者です。先代より近代的な醸造設備を導入しはじめ、1980年には1.5haだった畑も、現在は16haまで広がりました。現在はエリック、ドミニク、パスカルの3人の息子が中心となりワイナリーを運営しており、自然を尊重したリュット・レゾネ(減農薬農法)で質の高い葡萄を産み出しております。 フルニヨンのシンボルとも呼べる葡萄が「Les Cholets(レ・ショレ)」畑に1830年~1870年の間に植樹された「皇帝の葡萄」と呼ばれるシャルドネの樹です。※過去には登記簿が存在しなかった為、正確な樹齢は不明です。 1870年以前といえば勿論、フランスをはじめヨーロッパ全域の台木を壊滅状態にしたブドウネアブラムシ、フィロキセラ渦が起こる前の植樹です。しかし「皇帝の葡萄」が植わるレ・ショレはフィロキセラが好まない「砂質の土壌」であった為、フィロキセラに侵されずに済みました。またフィロキセラにより壊滅状態となった、フレ村一帯の葡萄畑はアメリカ系の台木に改植された後、この「皇帝の葡萄」から取り木して畑が復活したという逸話もあります。いわば「皇帝の葡萄」はこの一帯のシャルドネの救世主です! テイスティングコメント フレッシュさとドライハーブのニュアンスが特徴的。
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